Chapel Times(機関紙)

チャペルタイムスは、茨城県守谷市にある、守谷聖書教会が開拓当初から定期的に地域にお配りしている教会の機関紙です。


Chapel Times №74 2025年クリスマス号


№73 2025年秋号  眠れぬ夜には


№72 2025年夏号


№71 2025年春号


№69 2024年 秋号


№68 2024年 夏号

僕の居場所

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僕の居場所

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シャローム

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いのちの水

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春の喜び

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二つの叫び

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弱さの隣に

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2018年夏「港」

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眠れぬ夜には

あるカウンセラーの言葉。

「眠れないときには 羊を数えてはいけません あなたが羊になりましょう」 羊を数えるのは羊飼いの仕事。私たちは羊にな って羊飼いに身をゆだねてみましょうということ のようです。

“羊飼い”と“羊”

聖書には“羊飼い”と“羊”のたとえ話がしばし ば出てきます。

羊は目が悪く、足が遅い動物です。

ひたすらに目の前の草を食べ、迷子にな り易く、獣に襲われ易いのです。

羊飼いは、そんな羊を一匹一匹よく知っ ており、それぞれ名を呼んで囲いから連れ出し、羊 たちの先に立って牧草へ導きます。

羊が間違った 方向に進むときには杖を使って正しい道に導き、 獣が襲ってきたときには命がけで羊を守ります。

こうして羊は、羊飼いに生かされ、守られていく のです。

 

イスラエルの王ダビデは晩年歌いました。「主は私の羊飼い(聖書)」 

50歳になる私 

私はこの秋50歳になります。そのせいか、今までの人生を振り返ることがよくあります。 

18歳でキリスト教信仰に導かれました。中学生の頃から何をしていても心の奥がぽっかりと穴が 空いていることを感じ、それを自分で見ないよう に人に見せないように生きていました。

高校生の時、部活の一人の同級生と関係が崩れ、 何をもっても改善せず、彼の言動で一喜一憂する 自分が嫌で仕方ありませんでした。

そういう中で聖書と出会い、神がおられ、神が世 界と私を造られ導かれ、心の渇きや人を恐れ妬む のは造り主なる神に背を向けて生きているゆえで あることを知り、その背きの赦しのために十字架 で死なれ、復活されたイエス・キリスト を救い主と信じ、歩み出しました。

主は私の羊飼い

32年が経ちました。イエス・キリス トを知ることができた幸い、いいえ聖書 とイエス・キリストを知らなかったならば生真面 目で衝動的なものをうちにもっている私の人生は どうなっていたのかと怖さを覚えます。

 

 主イエスは私の羊飼いで自分を正しいとし人を さばく自分に気づかせ、苦しみの中では慰めと新 しい力を与えてくださいます。良い羊飼いに導か れていく羊の幸いを深く覚えています。

ダビデはまた歌いました。「私は身を横たえて 眠りまた目を覚ます。主が私を支えてくださる から(聖書)」主イエスは私の、あなたの良い羊飼 いです。

 

守谷聖書教会 牧師 鈴木洋宣